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掲載日 | 2025-04-25 10:00:00 |
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タイトル | |
著者 | こざきゆう/文 |
著者 | 金田一秀穂/監修 |
出版者 | ポプラ社 |
資料の種類 | 本 |
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メッセージ全文 |
『ことわざびっくり事典 わらえる!?つかえる!!』 こざきゆう/文 金田一秀穂/監修 伊藤ハムスター/絵 ポプラ社 ★☆★「何気なく使っているけど本当はどんな意味?」★☆★ ことわざ。学校でも習いますし、普段の生活の中でも何気なく使っていますよね。 これからの時期、よく耳にするのは「住めば都」なんてことわざでしょうか。新しい場所や環境が不便だったとしても、暮らしていればだんだんとそこが一番居心地のいい場所になるよ、という意味のことわざです。 さて、次の2つの文のうち、ことわざはどちらでしょうか? 1. 「かつおぶしをねこにあずける」 2. 「腰をぬかす」 正解は1です。意味は、ねこといえばかつおぶしが好きなはずなんだから、あずけたりしたら食べられてしまうのは当たり前でしょう、という状況のことをいいます。2は慣用句です。どちらの言葉もことわざっぽい雰囲気がありますが、先人の知恵や教えがふくまれているのが、ことわざです。「腰をぬかす」という言葉には特に教訓などがふくまれていないので、ことわざとは言えないのです。 「花よりだんご」「七転び八起き」などはみなさん聞いたことがあると思いますし、意味もわかりやすいですね。しかし、ことわざの中にはちょっと判断に迷ってしまうものもあります。 「情けは人のためならず」 情け、つまり思いやりは、他人のためにならない、という意味でしょうか?それとも別の意味があるのでしょうか? 「流れにさおさす」 流れ、ですから川です。さおは船をこぐときに使う長い棒です。そのさおをさす……ということは流れを止める、という意味でしょうか?それとも、さおでもっと勢いをつける、という意味でしょうか? みなさんはどう思いましたか?興味がわいた人はぜひこの本を読んで答えをたしかめてみてください。 (宮城野図書館 ティーポット) |
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