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掲載日 | 2025-09-26 10:00:00 |
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タイトル | |
著者 | 斗鬼正一/著 |
著者 | |
出版者 | ワニブックス |
資料の種類 | 本 |
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メッセージ全文 |
『開幕!世界あたりまえ会議 私の「ふつう」は、誰かの「ありえない」』 斗鬼正一/著 ワニブックス ★☆★それって本当に“あたりまえ”?★☆★ 普段の生活の中で、これは“あたりまえ”と思っていることが誰にでもあると思います。しかし、世界に目を向けてみると、私たちが“あたりまえ”と思っていることでも、他の国の人から見ると“ありえない”ことであったり、逆に他の国の人にとっては“あたりまえ”のことでも、私たちから見ると“ありえない”ことがたくさんあるようです。 例えば、 ・30歳で独身だと罰として街掃除 ・こどもに「可愛い」と言ってはいけない ・パンツも靴下もアイロンで消毒 ・皿はすすがず洗剤がついた状態で拭く ・新年は車もテレビも禁止 …などなど、この本には日本では“ありえない”、びっくりするような世界の“あたりまえ”がたくさん紹介されており、日本と世界の生活や文化の違いを楽しむことができます。 また、こうして世界にまで目を向けてみると、誰にとっても“あたりまえ”のことってあまりないような気がしてきます。この場合はこうするのが“あたりまえ”、他の人も同じ考えのはず。本当にそうでしょうか?同じ日本人どうしであっても、人によって考え方ややり方が違うことはよくあります。“あたりまえ”という思い込みが喧嘩の原因になっていることはありませんか。それから、毎日ごはんが食べられるのは“あたりまえ”。これも本当にそうでしょうか?家族が働いているから、米や野菜を作っている農家の人がいるから、何でも売っているスーパーがあるから…など、“あたりまえ”じゃないかもしれないということに気づくと感謝の気持ちがわいてきますよね。 なんでも“あたりまえ”と決めつけず、一度立ち止まって、それって本当に“あたりまえ”かなと考えてみることで新たな気づきがあるかもしれません。 (泉図書館 小豆) |
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