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掲載日 | 2016-07-01 00:00:00 |
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タイトル | 園芸少年 |
著者 | 魚住直子/著 |
著者 | |
出版者 | 講談社 |
資料の種類 | 本 |
メッセージ全文 |
「日々のつみかさねが物語になる 」 部活が盛んではない進学校に入学した達也は、部活に入らず、勉強して適当に息抜きをして高校の三年間を過ごそうと考えていた。ところが、昼休みにふらっとやってきた校舎裏の人気のない空き地で出会った、まゆなし・坊主頭(不良風)の大和田と誰もいない園芸部に 入ることになってしまった。「昼休みに水をちょろっとやって、タネとか適当にまいたら、すぐに緑と花でいっぱいになるって」という大和田と、頭にダンボールをかぶったまま秘密裏に相談室登校する庄司も加わり、園芸初心者の三人はゆるゆると園芸活動を続けていく。 人は何か大きな出来事にあったり、試練を乗り越えた時にだけ成長するわけではない。一日一日のなんてことのない日常の中でも、物語はつむがれていくのだ。 (宮城野図書館 あおぺん) |
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