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掲載日 | 2021-07-29 00:00:00 |
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タイトル |
恋話(こいばな)ミラクル1ダース |
著者 | にかいどう青 |
著者 | |
出版者 | 講談社 |
資料の種類 | 本 |
メッセージ全文 |
『恋話ミラクル1ダース』 にかいどう青/著 講談社 ★☆★なにかオモシロい本、ないかなーと思っているひとへ。 こんな、少し不思議でキュートな恋バナたちは、いかがでしょう?★☆★ Y市未良来(みらくる)中学校2年2組のある朝。花村マモルが頭にチューリップを咲かせて教室に入ってきた。ぎょっとしたのはわたしだけ。クラスのみんなはとくにリアクションなし。 なんでだよっ!だれかつっこんでよ。 「頭に花が咲くこともあるでしょ。花屋の息子なんだし」なんて言ってる場合? それからは、花村マモルが気になって仕方なくなっちゃったわたし。 ところが翌週、教室に入ってきた花村マモルが頭に咲かせていたのは、大きなユリの花で…。(「思いの丈フラワーズ」) ホームルームが終わると、キューピッドの恋の矢を射かけ合うバトルを繰り広げる、コウメとサトル(「ハロー夢装アロー」)。 その様子を実況解説する、放送部で告白寸前の先輩と後輩(「実況解説ラバーズ」)。 スマホの人工知能とひとりの男の子を争う、ドキドキの三角関係デート(「神工知能恋AI相談」)。 などなど、どこかとぼけていてピュアな恋バナが1ダースつまった本です。 どの話も20ページ~30ページと短いので、長い話が苦手なひとにもおススメ。 世の中、モテメイクやモテファッション、モテポーズにモテ会話と”モテテク”であふれているけど、あれってほんとかな? この本に出てくるひとたちは、モテテクなんて使っているようすは全然ないけど、みんなおもしろくていいなあ。といっても、あんまり不思議なことばかりでも困っちゃうけど。 自分じゃわからない魅力をわかってくれてるひとがいるかも!と思わせてくれる、楽しい1冊。 (市民図書館 しば) |
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