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掲載日 | 2017-05-01 00:00:00 |
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タイトル | ダルタニャン物語1 |
著者 | A.デュマ/著 |
著者 | 鈴木力衛/訳 |
出版者 | ブッキング(現・復刊ドットコム)/刊 |
資料の種類 | 本 |
メッセージ全文 |
「「三銃士」には続編がある!」 18歳のダルタニャンがパリへ上り、国王の銃士隊の花形、通称三銃士と冒険を繰り広げる一大エンタメ小説、「三銃士」。映画やドラマで知る人も多いだろう。だが、主人公はダルタニャンなのにタイトルはなぜ「三銃士」?実は「三銃士」は「ダルタニャン物語」という、ダルタニャンの半生を描いた大長編の第一部。日本では続編はあまり知られていないが、彼らの冒険には続きがある。第2部「20年後」では4人は敵味方に分かれ、第3部「ラ・ブラジュロンヌ子爵」ではついに決定的な場面が訪れる。そんな物語を彩るキャラクター、知恵者だが陰のある貴族アトス、お人よしだがおしゃれで意外とモテるポルトス、謎と策略の似合うイケメン、アラミス、そして純粋だが結構野心家のダルタニャン。さらに美人スパイに黒幕の宰相、復讐鬼といった悪役たち。破天荒な生涯を送った大作家が描く波乱万丈の人生。恋・友情・冒険・失敗・成功・挫折・打算・陰謀・策略・再会・別離、喜劇も悲劇も揃っている。恋の傷、かつての敵との友情、友の血で手を染める悲劇などを味わいながら彼らの人生と冒険はどこに行きつくのか? 面白い本は人生をちょっと良いものにしてくれる。図書館で君にとってのそんな本を是非とも見つけて欲しい。 (広瀬図書館 まさお1号) |
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