★☆★「好きを貫くチカラ」★☆★

　夢中になれるものが人生を引っ張ってくれることがあります。ときにそれは、不可能を可能にしてくれるかもしれません。

　周囲は何百メートルにわたって一軒も家がない、自動販売機も街灯もポストすらない、奈良県十津川村の山奥のいなかで育った、原大樹。一歩家を出ればタヌキやシカに出会い、虫や植物を遊び相手にし、夜空には満天の星が 広がる大自然の中にいた彼の運命が一変したのは、５歳の時。東京の公園でピエロが見せてくれた「シャボン玉がガラス の宝石に変わるマジック」でした。（魔法使いは本当にいるんだ…）シャボン玉の中に【虹色の世界】を見た少年の前に、 マジックの世界への扉が開いた瞬間でした。

★☆★　ディスケ・ガウデーレ！　★☆★

　物語の舞台は1899年、今から約125年前。

　トルコのスタンブールに研究留学した主人公、村田君。

　ギリシャ、ドイツ、イギリス、トルコ、そして日本。様々な国の面子が集まる下宿先は、今日も賑やかだ。

★☆★それって本当に“あたりまえ”？★☆★

　普段の生活の中で、これは“あたりまえ”と思っていることが誰にでもあると思います。しかし、世界に目を向けてみると、私たちが“あたりまえ”と思っていることでも、他の国の人から見ると“ありえない”ことであったり、逆に他の国の人にとっては“あたりまえ”のことでも、私たちから見ると“ありえない”ことがたくさんあるようです。

★☆★こんな場所に行ってみたい！★☆★

　ケーキの型をした家具、巨大な樹にあるツリーハウス、海の底にある雑貨屋さん、樽でできたBAR、1階から3階まで本がぎゅうぎゅうに詰まった家…。こんな場所に住んでみたいなぁ、行ってみたいなぁ。一度くらい妄想をしたことがあるかもしれません。この本には、そんな妄想の世界が描かれています。

★☆★あなたは信じますか？★☆★

　ゴースト…幽霊といっても、その姿は様々。古代では粘土板に幽霊の姿が描かれ、紀元１世紀から幽霊話が伝わっています。時代が進むと、首のない騎士や、海賊、パイロットなど、世界中で多種多様な幽霊が登場してきました。映画の中にも、テレビから這い出てくる女性や悪霊が取り付いた人形として出てきますよね。