司書のオススメ

掲載日 2018-04-24 00:00:00
タイトル キャベツ
著者 石井睦美/著
出版者 講談社
資料の種類
メッセージ ★☆★「家族の生活守ります」★☆★

『キャベツ』は農業の本ではありません。ある家庭の主婦兼男子大学生・洋が、母と妹を守るため日夜おいしいご飯を作る話です。

ぼくが中二の時、おやじが死んでおふくろが会社勤めを始めた。おふくろの代わりにご飯を作れるようにならなきゃいけないと思ったぼくが、最初に思い浮かべたのはキャベツだった。


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掲載日 2018-05-29 00:00:00
タイトル 「ありがとう」がエンドレス
著者 田口ランディ/著
出版者 晶文社
資料の種類
メッセージ ★☆★「悩みは学び!悩んでいいです。」★☆★

新学期が始まって約1か月。新しい環境は、魅力的で刺激的かもしれないけれど「少し疲れちゃった。」「思っていたのと何か違う。」なんていうことありませんか?でも、ガチで相談するほどでもないし…。

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掲載日 2018-06-30 00:00:00
タイトル カラクリ荘の異人たち
もしくは賽河原町奇談
著者 霜島ケイ/著
出版者 ソフトバンククリエイティブ
資料の種類
メッセージ ★☆★「新しい新生活の場所は人間と妖怪が住む町でした。」★☆★

いわゆるジャケ借り、表紙に惹かれて借りた1冊です。父親の再婚で下宿暮らしをすることになった高校生の太一。下宿先の賽河原町へ下見に行ったら、そこは半魚人やムジナ、しゃべるカラスたちが行き交う妖怪の町でした。賽河原町は人間の住む「表側」と妖怪たちが住む「裏側」がある町で、下宿先の空栗(カラクリ)荘はその境界に立つ建物だったのです。

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掲載日 2018-07-31 00:00:00
タイトル 命のビザを繋いだ男 
小辻節三とユダヤ難民
著者 山田純大/著
出版者 NHK出版
資料の種類
メッセージ ★☆★「杉原千畝が出した“命のビザ”、その先をあなたは知っていますか?」★☆★

1940年、第二次世界大戦のさなか、リトアニア日本領事館の領事代理だった杉原千畝氏が、日本政府の反対を押し切りナチスから逃れてきたユダヤ難民たちに発行した日本の通過ビザ、通称「命のビザ」。彼の英断により命を救われた人は6千人とも言われている。だが「命のビザ」を手にした人々のその先を、あなたは知っているだろうか?

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掲載日 2018-08-30 00:00:00
タイトル カキフライが無いなら来なかった
著者 せきしろ/著 又吉直樹/著
出版者 幻冬舎
資料の種類
メッセージ ★☆★「その一文にこめられた」★☆★

この本のタイトル「カキフライが無いなら来なかった」。独り言のような、誰かへの返事のような、この言葉がでてくるまでにどんないきさつがあったのかつい考えてしまう一文です。これが俳句だと気づいた人はいるでしょうか。

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